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【結婚式】ご自身でアルバムをお作りになられる花嫁さんへ~vol.2~

「ご自身でアルバムをお作りになられる花嫁さんへ」

前回の続きです。

 

アルバムを作る際、一番最初にぶち当たる壁、

一番時間がかかる作業が

400枚や500枚とあるスナップ写真のデータを

アルバムに掲載する枚数に絞り込む作業なんです。

 

昨年5月に結婚式を挙げられた

元ウェディングプランナーさんも言われた通り、

絞り込む作業に半日や丸1日かかることがほとんど。

 

とにかくここをすんなりと終わらせることがポイントです。

 

一番最初に時間をかけると心が折れてしまい

その後は絶対に続きませんから・・・(笑)

 

で、アルバムに掲載する枚数に絞り込むポイントは

「消去法!」

絶対にこれです。

 

例えば、スナップ写真の枚数が500枚。

アルバムに掲載する枚数が60枚。

 

500枚ある中から60枚に絞るというのはとても大変です。

もちろん理想は

60枚気に入ったものを選び出す

これなんですが。

それはなかなか難しいんです。

 

結婚式のアルバムはどうしても

その日の1日を流れに沿ってバランス良く

が求められます。

 

例えば、ある結婚式場さんでは

挙式前にチャペルやガーデンでたくさん写真が撮れる時間があります。

前撮り並みに撮影する会場さんも中にはあるんです。

 

誰にも邪魔されず時間をかけて撮影できるので

良い写真が残せて当然です。

当然、ご新郎ご新婦様にも気に入っていただけるはず。

 

「これもいい!」

「あれもいい!」

と選んでしまうとどうしても偏ってしまいます。

 

どこかのシーンでたくさん選んでしまうと

どこかのシーンを減らさなければならない。

 

これがよくある失敗パターンなんです・・・。

 

では、実際にどうやってやるかというと

「これはないな」

「これはいまいち」

なんて感じで、気に入らないお写真は

どんどん削っていってください。

 

それをまずやってみると

だいたい半分くらいになると思います。

 

で、次も「消去法!」です。

 

ただし、次は前回と少し違います。

 

なぜなら、「これはないな」というお写真は削ったので

だいたい気に入ったお写真ばかりなんです・・・(笑)

 

そこで、行うのが

同じシーンで似たようなお写真。

これを1枚に絞ってみてください。

もちろん、この際も「消去法」です。

 

では実際の具体例です。

 

 

とても感動的なシーンですね♫

これは

ご新婦様のご友人がスピーチをし

スピーチ後にお手紙をご新婦様にお渡しするシーン。

 

この2枚、同じシーンですし

間隔にしたら10秒ありません。

 

理想は2枚ともアルバムに使用したい!

そのお気持ちはもちろん痛いほど分かります。

 

しかし、同じシーンで2枚使用すると

必ずどこかで何かを減らさなきゃいけないんです・・・。

 

なので、どちらかにしてください!

 

「感動して涙しているシーン」

「実際にお手紙を受け取っているシーン」

 

実は感動して涙しているシーンをよく見ると

右側にマイクが写っていませんか?

もっとよく見ると

右端に手が写っているのも確認できます。

 

しかし、2枚目を見ると

マイクも手も写っていません。

 

実はこれ、プランナーさんがさっとマイクを移動させたんです。

 

こんな感じで、迷った際は

「これは何か変なものが写っている」

そんな観点で絞っていくのも方法です。

 

そうすると次はだいたい100枚くらいに絞られると思います。

 

そしたらここで絞り込む作業はストップです!

 

「えっ!まだまだ枚数オーバーしているんだけど・・・。」

 

いやいや、これでいいんです。

理由はすぐに分かりますから・・・(笑)

 

掲載するお写真を絞り込んだら

次は実際にアルバムにはめ込んでいく作業なんですが

いざやってみると

「ここには縦のお写真が入らない!」

なんてことが必ず起きます。

 

そこで、ある程度余分に選んでおくと

リカバリーが利くんです。

 

そのため、60~70枚の掲載のアルバムをお作りさられる際は

100カット程度に絞り込んでおくのがオススメです。

 

それでは次回は

「一番簡単に作れるアルバムのタイプ」

についてお伝えしますね♫

 

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