突然ですがこの1枚の写真をご覧ください。
ボケボケ&モノクロで何が何だか分かりませんよね・・・(笑)
あえてこうして全体をボケボケにして
モノクロにしています。
このお写真、実はご新郎ご新婦様が写っています。
左側にご新郎(メイン卓で着席しています)
中央にはご新婦様
そして、右側には料理を運んでいる男性のサービススタッフ。
この男性のサービススタッフと重なって見えませんが
ご新婦様のご友人が写っています。
このシーン、ご新婦様のご友人がスピーチをし、
お手紙を読み終わった後
ご新婦様にお渡ししているシーンなんです。
まぁ、簡単に言うと空気読めないサービススタッフ。
その証拠写真という感じです。
もちろんこの結婚式場さんに恨みなんかありませんし
この男性のサービススタッフが嫌いなわけでもありません。
しかし、「一生に一度」をうたっている結婚式場の
10コに7コくらいはこんな感じです。
とても悲しいことですが・・・。
ちなみにこのお写真
ご新婦様の親御様がいらっしゃるお席付近から撮影しておりますので
当然ご新婦様の親御様はこんな感じで見えているということです。
ご新婦様のお料理はどうしてもこのタイミングで
運ばなきゃいけなかったんでしょうか?
シェフが料理を作り終え
出来たから運ばなきゃ。
ただこれだけだったと思います。
結局は
料理や飲み物を運ぶ
これが「目的」になっているんです。
それはあくまでも「手段」のひとつです。
写真を撮る
これも「手段」です。
目的は
「いい結婚式を創る」
これのはずです。
この目的がちゃんとしていれば
いつ、どのタイミングで料理を提供するべきか
「手段」は変わったと思います。
今回はたまたまこのシーンでしたが
当然他にもこんなケースはあります。
プロフィールムービーの上映時
ご新郎ご新婦様の親御様が涙を流されているにも関わらず
何食わぬ顔をして親御様の視界を遮り
料理を運ぶサービススタッフ。
お色直し入場をし
今から各テーブルでのフォトラウンドですよって
なっているにも関わらず
堂々と料理を運ぶサービススタッフ。
「あの~、ここじゃなくて違うテーブルに運んだら?」
テーブルフォトラウンドなんか回る順番決まっているんです。
残念なことにこんなこと日常茶飯事なんです・・・。
結婚式のサービススタッフのほとんどは
大学生のアルバイトさん。
もちろん、この状況を否定するつもりはありません。
彼らがいなければ結婚式は出来ません。
土日だけ人手が必要という結婚式。
そんな都合でも働いてくれるわけですから
むしろ感謝です。
しかし、「目的」と「手段」は違うということを
私たちがちゃんと伝えなければと。
教育って大切ですね。