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【続編】ドレスを持ち込むとどうなるか?

さてさて、「ドレスを持ち込むとどうなるか?」の続編です。

残るリスクはひとつですよね。

実は写真屋さんにとってはここが一番重要。

結婚式のドレスはお選び頂いてから

最終フィッティングを経て当日を迎えます。

男性陣からすると

「フィッティングって何?」

となりますが、

簡単に言うとサイズ調整のようなものです。

女性は男性に比べ体系や体重の変化がありますので、

1回の調整ではダメなんでよね。

なので

「ほんとにこれで問題ないのか?」

「ほんとにこれで当日を迎えられるのか?」

という最終フィッティングが必ずあります。

そして、ここがポイントです。

実はこの最終フィッティングを行う時期が各ドレス屋さんによって様々なんです。

挙式の1週間前というドレス屋さんもあれば2週間前というドレス屋さんもあります。

確かに何かがあれば手直しの必要がありますので、

「1週間前だと間に合わない」

「余裕を持って2週間欲しい」

色々な見方はありますが、

2週間空くと体重に変化があって当然です。

そうなるとどうなるか?

全ては結婚式当日にしわ寄せが来ちゃいます。

結婚式当日によくあるのが、

「体重が落ちてドレスが緩い」

これはほんとうによくあります。

下がってきそうだからご新婦様がしきりに下がらないか気にしている。

ひどい時は

「そんなに谷間見せて大丈夫?」

ってゲストが冷や冷やする事も実際あります。

ただ、最終フィッティングのタイミングとご新婦様の体重の変化は

どうにもならない事がありますので、

まずは会場提携のドレス屋さんにドレスを頼むといい事を書きますね。

いざ実際ご新婦様にドレスを着せた時、

「やばい、ブカブカだ」

となった際、会場提携のドレス屋さんは慌ててお直しに来てくれる事が多いです。

一部のホテルさんはホテル内にドレス屋さんが入っていたり、

最近ではドレスショップ併設のゲストハウスもあります。

その他には会場すぐ近くに提携のドレス屋さんがあったりと、

何かと助かります。

しかし、ドレスを持ち込んだ際はこの対応がまずありません。

「いわゆる自己責任です」

これがドレスを持ち込んだ際に起きる一番大きなリスクです。

実際にドレスがブカブカでインナーが丸見えで見ていて心が痛んだという経験もあります。

もちろん、ドレスを持ち込んだら全ての人がそうなるわけではありません。

ただ、「私は体重の変化がよくあるタイプだなぁ」と思われる方は

ドレスの持込みは避けたほうがいいのかもしれません。

「新婦手紙読み」

こういったシーンですごく分かるんです。

ドレスがちゃんと合っていないと、ドレスのタグや、

インナー紐が丸見えなんですよね。

「指輪交換」

「記念品贈呈」

の際など、手を上に上げるシーン。

脇が空きますよね。

アテンドさんが何度しまっても出てくるインナー紐。

「勘弁してよー」

って思いながら撮影しています(笑)