いよいよ桜の季節も終盤ですね。
名古屋の桜はすでに散りはじめ・・・。
ここのところ風がものすごく強かったですからね。
そして
本日１０日（水）は雨・・・。
今週末には最高の桜吹雪が見られると思いますよ。
そんな前置きからいきなりセンセーショナルなタイトル（笑）
「結婚式は誰のため？」
もちろん
答えはたくさんあります。
「親のため」
「家族のため」
「親族のため」
どれも正解です。
例えば
二次会は誰のため？
これならすぐ答えられますよね。
「友人のため」
これです。
二次会に親御様やご親族を呼ばれる方はなかなかいませんから（笑）
結婚式は
「親御様や家族や親族のため」
これが正解ですかね。
では
よく見かける
「挙式入場時のご新婦お母様からのベールダウン」
これは誰のため・何のためでしょうか？
ちょっと難しい質問（笑）
ご新婦お母様からのベールダウンは
「子育ての最後」
などという表現をよく使います。
じゃあ
「なぜ挙式の入場時に行うんでしょうか？」
別に挙式前にどこかのお部屋でやればいいんじゃないでしょうか？
そうですよね。
私もそう思います（笑）
「なぜ挙式の入場時に行うのか」
これは
みんなに見て頂くため
みんなに見守って頂くため
これしかありません。
そうでなければ
あえて皆さんの前でやる必要ないですもん（笑）
なのにも関わらずですよ
いまだにびっくりする結婚式場さんやホテルさんがあるんです。
「ご新婦お母様が皆さんに背中を向けてのベールダウン」
これ、ゲストの方は全くご新婦様が見えません。
ほんとです。
ご新婦お母様の背中しか見えないんです。
撮影しているカメラマンが言うんだから嘘なんかじゃありません。
ご新婦お母様の背中しか写らないんです（笑）
こういうシーンに遭遇すると
「何のためのベールダウンなんだろ」
「どーせ見えないんだからどこかで事前に済ませたら？」
正直こう思います。
恐らく
「うちは昔からこういうスタイルなんです」
「正式なスタイルはこうなんです」
こんな言い分を並べ始めるに決まってます（笑）
こんなシーンに遭遇すると
「おいおい、結婚式業界しっかりしてくれよ！」
と怒り狂うと言いますか呆れるといいますか
なんだか切ない気分と言いますか・・・。
なんとも表現できない気持ちになります（笑）
でもね
先日撮影したご新婦様
挙式担当のスタッフが控室で勝手にベールダウンをしようとしたところ
「ここでやる意味あります？」
と半分キレてました。
「おっ！いいぞいいぞ！もっと言ってやれっ！」
って心の中で叫んじゃいました（笑）
「結婚式はみんなのため」
決して結婚式場さんのためじゃないですよ。
