さてさて、何やら大変なことになっていますね。
「メルパルク仙台さん・・・」
＊結婚式を台無しにされた。
＊精神的苦痛で立ち直れない。
＊新婦は毎日泣いている。
などなど
Twitterで色々と騒がれている？炎上？していますが・・・。
まず、これは「メルパルク仙台さん」
のことではないんです。
実際はメルパルク仙台と提携してホテルをお借りし
結婚式のプロデュースを行っている会社さんの問題なんです。
もちろん
そんなプロデュース会社さんと提携しているホテル側にも
責任はあります。
「電報を読まない約束だったのに読まれた」
「巻き寿司がケーキとコーヒーの後に出された」
「２歳の子どもにノンアルコールドリンクを勧めた」
「ゲストの引き出物の中に原価まで細かく書かれた発注書が同封されていた」
なかなか普段起こらないケースの連続・・・。
普通にしていたらまぁ起こるはずがない問題ばかり。
伝達ミスと言うか単なるヒューマンエラーと言いますか・・・。
手抜きをしていたことは明らかですね（笑）
その他には
「１日１組と言われていたが、実際は別のカップルの披露宴が行われていた」
これに関してはプロセスがあるみたいですが・・・。
その当時（ご成約時）は本当に１組しか入っていなかった可能性もありますし
プランナーさんが嘘をついていた可能性もありますし
何とも言えませんが
これだけは言えます。
「１日１組貸切り」
これは９９％嘘です（笑）
ゼクシィなど見ると必ず書いてありますよね。
「１日１組貸切り」
９９％嘘なので実際ほんとうに１日１組貸切りの会場さんも
もちろん存在します。
実は結婚式の平均相場は３００万円～４００万円。
１年間は５２週なので
土日が約１００日ほどある計算です。
中には仏滅や年末年始、ゴールデンウイークなどもあり
全ての土日が結婚式で埋まることは絶対にありません。
そう考えると
１日１組を貫き通すと年間８０件～９０件しか
結婚式が出来なくなる計算です。
平均相場を１件３５０万円とし
仮に年間１００件の結婚式を行ったとしたら
売上は３億５千万です。
結婚式場を建てた時のお金も銀行に返さなきゃいけないし
借りている土地のリース代も払わなきゃいけないし
毎月毎月ゼクシィなどの広告費も払わなきゃいけない。
スタッフのお給料。
もちろん、ボーナスもありますよね。
勤続年数に合わせて給料も挙げていかなきゃいけない。
そう考えると
１日１件ってビジネスとして成り立たないんです。
よーく考えると分かりますよね。
もし、それでも１日１組限定がいい！
っていうご新郎ご新婦様は
本当に１日１組貸切りの会場で行うこと。
仏滅や年末年始やゴールデンウイークの中日など
常識的に誰も挙げたがらないなっていう会場で挙げるのが確実です。
また、人気の会場やホテルは絶対に避けてください。
１日１組なんてまずありえませんから・・・。
平日に挙げるってのもひとつの方法です。
大事なのは
絶対に広告にはいいことしか書いていないこと。
そして
会場見学や成約の際、プランナーさんは
良いことしか言わないことです。
ちなみに以前はこんなことがよくありました・・・。
最近のウェディングケーキはナチュラルテイストが流行りなので
ネームプレートが少なくなりました。
以前は必ずと言っていいほど
日付けやおふたりの名前が入ったプレートがありましたが
これがまた時々大きな問題を起こしました・・・。
「日付が違う・・・」
「ローマ字のスペルが違う・・・」
そんなことあり得るの？
と絶対に思われますが、本当に時々あったんです。
正しくは
「MASASHI」なのに「MASASI」と
「H」が抜けていたり
新年早々の結婚式だと
「２０１９」が「２０１８」のままだったりと・・・。
まぁ、ごくごく単純なミスですが。
で、写真屋さんの出番！
「修整です・・・」
もちろん、修整可能なものとそうでないものもありますし
別日に新しくプレートを作って撮影し
画像を合成するなんてこともありました。
まぁ、酷かったのは
そんな大事なことでものすごく手間もかかるのに
修整費を払わない結婚式場がいること。
「普段からの付き合いだから許して・・・」
「お客様からお金を頂けないので・・・」
まぁ、だいたいはこんな感じです。
で、突っぱねると
違う取引先の写真屋さんに発注がもってかれるという理不尽。
そんなことは予想しているので泣く泣くタダで
修整をすることに・・・。
普段からの付き合いなら
こっちもタダで会場を貸してくれるのか？
なんてことを何回も思いました（笑）
とにかく
結婚式はあくまでもビジネスです。
だまされないようにお気を付けてください！！！
