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【結婚式】友人の結婚式に出席して感じた事①

結婚式業界にとって1年で1番忙しいこの11月。

そんなタイミングで大事な大事な友人がめでたく結婚式を挙げました(笑)

1番の繁忙期ですからもちろん撮影でいっぱいですが

そこはほんとうの弟のように可愛がってきた友人のため

撮影は全てお断り!

そして、とても楽しみにしていた結婚式を迎えました。

当初、友人からは写真撮影をお願いされましたが

あくまでも列席者として心からお祝いしたいため

写真撮影やビデオ撮影は会場さんが提携する業者さんにお願いするように

友人には伝えました。

だって、ご飯も食べたい、お酒も飲みたいですもん(笑)

 

いざゲストと言う立場になると色々なことに気付いたりと

普段とは違う感覚でした。

なので、このブログを結婚式を控えられているご新郎ご新婦様だけじゃなく、

結婚式と言うお仕事に関わっている方々みんなに読んでもらえたらうれしいです。

 

長々となりますので2回か3回に分かてお送りしますね(笑)

 

ちなみに、どこの結婚式場さんから控えておきます・・・。

 

まず、その日はスナップのカメラマンが1名。

当日のビデオ撮影が2名。

エンドロールの撮影が2名。

計5名の撮影部隊でした。

最近は特にエンドロールの撮影のスタッフが多くなりました。

ひと昔前(ビデオ撮影がカセットで撮っていた時代)は

撮影者は基本的に1名。

これ、何でか分かりますか?

時代のニーズに合わせてと言ったらそれまでですが

カセットの時代は例えば60分撮影すると

パソコンに取り込むのに撮影時間と同じ

60分時間がかかるんです。

これでは編集作業が間にいません(笑)

エンドロールで編集作業が間に合わないって事故ですよ(笑)

しかし、今は全てデータになります(SDカードやコンパクトフラッシュ)。

これは

撮影時間=取り込み時間

ではないのでかなり編集作業が楽になりました。

そして、以前に比べ機材も安価となり

新郎新婦に対する販売価格も高騰。

今ではエンドロールが20万円以上なんておどろかない金額です。

そんなこともあり、撮影者が2名とかが可能になったんです。

で、今回の計5名。

どんなことが起きるかというと

「邪魔です・・・」

挙式中は移動の際の足音がかなり気になります。

しかも、人間って本能的に動くものに自然と目が行くので

かなり気になります。

「撮影者のせいで新郎新婦が見れない」

こんなこともごくごく当たり前です(笑)

「結婚式は一生に一度」

だからよりよい商品を提供しなければならない。

この気持ちはほんとうに痛いほど分かります。

ですが、人の邪魔をしてまでしなきゃいけない仕事って

何なんでしょうね?

最近、コンビニの営業時間短縮や元旦の営業をどうするかとかの

話題が出ていますが。

消費者はほんとうにお世話になりっぱなしです。

コンビニが営業時間を短くしたら?

365日年中無休をやめたら?

そうなったら困るのは消費者であるわれわれです。

例えば

トイレの利用を「有料化」するのはどうでしょうか?

海外では「有料のトイレ」はよくあります。

有料化で発生したお金を

スタッフさんのお給料に少しでも使ってくれたら

もっと良くなると思うんですよね。

そんな感じで

誰かが笑うために誰かが泣く

そんな商売あっていいんだろうかと。

 

そんなこんなで5名いた撮影スタッフ。

写真カメラマンさんは1名でがんばってましたね(笑)

1名なのにゲストの邪魔にならないようにと

ちゃーんと配慮していたのが伝わってきました。

 

問題はエンドロールの撮影。

2名いたのにも関わらず

仕上がりはごくごく普通・・・。

あれなら上手い子1名で何とかなるんじゃないかな・・・。

 

「結婚式は一生に一度」

それを逆手に取った感がそれとなく伝わってきてしまう。

新郎新婦は分からないんですよ。

会場プランナーさんに言われたら

「あぁ、そうなんだと」

なってしまうのが結婚式の怖いところ。

 

あまり上手くなくても2人体制なら何とかなるっしょ!

入場シーン、正面からも後ろからも撮れるから

仕上がりいいっしょ!

 

そんな小手先で何とかしてる感がものすごく残念でした・・・。

 

*ブログ内容と写真は一切関係ありません。

 

まだまだありますので

続きは第二弾・第三弾で綴っていきますね。

 

主賓挨拶・友人スピーチ・新婦手紙読み

人が話をしている時はちゃんと聞きましょう(笑)

 

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