本日はものすごーくまじめなお話。
そして、ものすごーくためになるお話です。
挙式で一番大事なシーンは・・・?
「指輪交換」
「誓いのキス」
「署名」
色々ありますよね。
どれもものすごーく大事です。
しかし、ご新婦様入場時、扉口にて新婦母よりベールダウンという儀式があります。
これ、ものすごく感動的なシーンなんです。
何とも言えないお母さんの表情。
涙ぐむお母さんだってもちろんいらっしゃいます。
そんな感動的なシーンなんですが、ひとつ問題が・・・。
完璧に出来るお母さんがほとんどいません・・・。
理由はたくさんあると思います。
まず、皆さんの前ですから当然緊張もします。
しかし、実はそれ以外に理由があるんです。
今の女性はお母さん世代の女性よりも背が高い。
背がそんなに高くないご新婦様でも、当日は9センチなどの靴を履きます。
なので当然お母さんの身長よりは高くなりますよね。
ちなみに、新郎から新婦のベールアップは手前から奥へですから手が届きます。
しかし、ベールダウンは奥から手前なんです。
なのでなかなかのやりづらさ(笑)
また、ベールアップは新婦の顔にかかる手前のベールを奥にもっていくだけですが、
ベールダウンは奥にある2枚になっているベールの短いほうを手前にと、
かなりの難易度。
だいだいの人がすんなりいきません・・・。
最近よく思うのは結婚式場さんの案内が簡略化過ぎること。
当日の挙式前に行うリハーサルで試しにやってみる程度。
たまたま1度出来ただけで実際の本番が成功する保証はありません。
当日はとにかくバタバタします。
時間がありません。
お母さんも親族の方やゲストの方の対応があり、リハーサルにたくさん時間を使う事すら出来ません。
最近思うのは、実際に練習用ベールを提供してご自宅等で練習してもらう。
こんな事が出来ていたらほんとに素晴らしいベールダウンの儀式になると思います。
もちろん、実際になされている素晴らしい結婚式場さんもあるはず。
新婦父と新婦の入場、ぎこちなく歩かれるケースもあります。
ですが、何メートルもあるバージンロードですから1瞬でもシャッターチャンスはありますし、
1枚にかける想いで私たちは狙います。
しかし、ベールダウンは違うんですよね。
そもそものやり方が間違っていたらすかさずアテンドさんが入り、
実際の写真はアテンドさんが写り込んで台無し。
そんなシーンを何度も見てきました。
結婚式は一生に一度です。
携わっている私たちは失敗が許されません。
であれば失敗しない仕組みを作るのも携わっている私たちの責務なんだと
最近つくづく思います。
つい先日に撮影させて頂いたお客様のベールダウン。
完璧にやってくれたお母さんに感謝です♫
スタジオアズワンはただ写真を撮るだけではありません。
「こうしたらもっと良くなる」
「こうすればもっと良くなる」
と、これまでに培ってきたたくさんの経験があります。
写真や映像以外にもお伝えできる事が必ずありますのでお気軽にお問い合わせくださいね♫