先週末の3連休に訪れた大型の台風19号。
多くの被害をもたらしましたが
みなさまはお怪我や被害など大丈夫でしたでしょうか?
名古屋を始めとする東海地方は
幸いにも大きな影響はありませんでしたが
12日(土)に開催予定の結婚式は
「延期」がとても多かったです。
命をおびやかすほどの影響はありませんでしたが
多くの公共交通機関が事前に計画運休を発表したことで
「延期」という措置が取られたのだと思います。
公共交通機関が止まってしまったら
そもそもゲストの方がお越しできませんからね・・・。
今回の「延期」はとても勇気のいる決断だったと思います。
そして
翌13日(日)は台風一過に伴い
見事な快晴!
14日(祝)はまたあいにくのお天気。
その14日(祝)に少し人間性を疑ってしまう出来事がありました。
傘がいるかいらないかのお天気。
どちらかと言えば、傘は必要な雨だったと思います。
そんな中、挙式後のガーデンセレモニー・イベントを決行した
お客様がいらっしゃいました。
もちろん
一生に一度の結婚式
たくさん準備に費やしたし
せっかくの晴れの舞台。
無理やりでも外でガーデンイベントをやりたい気持ちは痛いほど分かります。
しかし
ゲストの方は濡れてまで行いたくないんですよ。
朝早起きしてセットした髪形も台無し
着物や洋服も濡れてしまいます・・・。
そこまでしたくないんですよ。
しかも
司会者さんからは
「大切な皆様へご新郎ご新婦様からのおもてなし」
のコメント。
ウェルカムドリンクと軽いお食事のご提供。
雨の中、濡れてまで外で食べたくありません(笑)
「おもてなし」
というのであれば
さっさと室内へ誘導するべきです。
言わされている司会者さんもお気の毒ですが
ゲストの方はもっとお気の毒。
正直、誰のための結婚式か分かりませんでした。
「自己満足」
の結婚式だったと思います。
ちなみに
こんなことを未然に防ぐいい方法がありますよ。
「ホテルやガーデンの無い結婚式場」
で結婚式を挙げること。
これなら雨や風も何も関係ありませんから(笑)
天気予報とにらめっこで一喜一憂なんてこともありません。
「何かを得るには何かを捨てる」
そんな勇気ある決断も結婚式には必要なんです。
最後になりますが
もちろん色々な考えがあって当然です。
「決行」したご新郎ご新婦様
「延期」したご新郎ご新婦様
大変な思いをして出席したゲストの方々。
そして
命がけで結婚式場に向かい
プロとして役割を全うしたスタッフの方々。
本当にお疲れさまでした!