本来であれば
「ご自身でアルバムをお作りになられる花嫁さんへ」
の続きといきたいところですが
日付けが１月２４日（木）に替わった瞬間、
他人事ではないニュースが飛び込んできました。
その内容は
１月１８日（土）に名古屋駅すぐのレストランで
結婚式の２次会に参加していたゲストの何人かが
ノロウィルスに感染・・・。
https://hicbc.com/news/article/?id=0004CC85
こちらのレストランは何と言っても名古屋駅すぐで
付近にはたくさんの結婚式場がある関係上、
２次会によく利用されるお店です。
そして、室内でBBQが楽しめることや
最大で２００名収容可能ということで
とても人気のお店なんです。
ちなみに、昨年末にこちらのお店で忘年会をしました・・・（笑）
最近ではニュースを見るたび
「新型コロナウィルス」の話題ばかりですが
「ノロウィルス」の方が恐らく感染する確率は高いと思います・・・。
実は結婚式とノロウィルスって切っても切れない関係なんです。
一般的なレストランの場合、食中毒が発生すると
保健所が調査に来て
「〇〇日間営業禁止！」
なんて措置が取られます。
当然、その間はお店の営業が出来ませんし、
営業禁止期間内にある予約は全てキャンセル。
営業禁止期間が明けても風評被害はありますから
お店にとっては大ダメージ。
しかし、結婚式場で食中毒が発生するともっと悲惨です。
もちろん、営業禁止の処分は一般のレストランと変わりありません。
ですが、今週末に結婚式を挙げるカップルはどうなるんでしょうか？
営業禁止なので当然、結婚式は出来ないんです。
でも、ゲストの方には招待状送っちゃってるし、
今さらお日にちを変えるわけにはいきません。
実際にあった話ですが、
食中毒を起こした結婚式場さんが
付近の結婚式場さんに空いていないかの確認をし、
偶然にも空いている結婚式場さんで代わりにやってもらう。
こんなことが過去に何回もあります。
閑散期ならたいていの結婚式場さんは空きがありますが、
繁忙期となるともう大変。
もちろん、それに掛かる費用は
食中毒を起こした結婚式場さんが負担します。
こんな感じで
結婚式場が食中毒を起こすと大変なことになります。
こんな悲惨なことが待っているにも関わらず、
結婚式場さんの食中毒対策にはかなりの温度差があります。
食中毒対策万全と言う会場さんは
＊全てのスタッフの検便（半年に１回実施）。
＊出入り口やトイレにてアルコール消毒の徹底。
（トイレでは３種類くらいの消毒液が置いてある会場もあります）
＊調理スタッフとその他のスタッフのトイレは別々になっている。
＊トイレでは靴から専用のスリッパに履き替え、
ジャケットはトイレの外で脱ぐ。
＊トイレでは男性も座って用を足す。
＊牡蠣などの２枚貝の食事は禁止。
＊ゲストがおう吐した際は責任者のみが処理をする。
（高圧洗浄機で処理をします）
＊キッチンには料理スタッフとサービススタッフしか入れない。
実際にここまで徹底している会場さんもありますが
残念なことにそれはほんの一部で、
トイレの後も手を洗わないスタッフがいる会場さんもあります。
スタッフの体調管理を徹底すると言い、
入口に名ばかりの体調管理シートを記入させる会場さんもあります。
（その日の朝の体温を記入する欄があるんですが、
おもしろいことにみんな３６．２度とか３６．３度とか・・・）
そうは言っても自分の身体は自分で守る！
ということで、これだけは守ってください（笑）
＊入口やトイレにアルコールスプレーがある結婚式場さんでは
必ずアルコールで手を消毒してください。
＊もし、友人がお酒の飲み過ぎでおう吐したら
絶対に触れないでください。
（心配なのは分かりますが、スタッフに任せてください）
＊体調が少しでも優れない時は生ものは食べないでください。
（もったいない気持ちは分かりますが、代わりに誰かに
食べてもらってください）
以上の３点を守っていただけたら
相当運が悪くない限り、感染することはありません。
今後の新型コロナウィルスの動向も気になりますが
まずは目の前のことに注意していただけたらなと思います。
大切な方の結婚式が
「食中毒」で悲惨な１日にならないよう、
ゲストの皆様も気を付けていただけたらうれしいです。
尚、食中毒対策万全の結婚式場さんが知りたい方は
ぜひスタジオアズワンにご連絡ください。
こそっと教えちゃいます（笑）
