日本では残念ながら、まだまだ
「LGBTQ」に対する認知は進んでいない状況です。
しかし、海外を見てみると
★オランダでは2001年4月1日に「同性結婚法」が施行
★アメリカでは2015年6月26日に「同性結婚を合憲」の判決
というように現在では
世界の約20%の国と地域が
同性婚および登録パートナシップなど
同性カップルの権利を保障しています。
その中でもアジアは特に遅れをとっていて
台湾のみ・・・。
タイやベトナムで国会審議中という状況です。
ちなみに
世界の約20%の国と地域というと
少ないように感じますが
これをGDPという観点から見ると
世界全体の約60%を占めています。
要は先進国を中心に活発化している証拠です。
で、肝心な日本はと言うと
当然、法律的に同性同士の結婚は認められていません・・・。
【日本国憲法・第24条(婚姻の自由)】
婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、
夫婦が同等の権利を有すること・・・。
とあり、あくまでも戸籍上の
「男」と「女」を両性としているので
「同性結婚」は認められないということです。
しかし
そもそも「同性結婚」を想定していないこと。
また
「婚姻が異性カップルのみに成立」という条文はありません。
以上のことから
「同性結婚」を禁止していないという解釈もあり
「同性結婚」を認めないのは憲法違反という意見もあります。
最近では
2019年2月14日に同性カップルが
「同性婚を認めないのは憲法違反である」として
全国で一斉に提訴されました。
ぜひ、みなさんも今後の裁判の行方に注目してください!
次回は
「同性婚」が認められないと困ること
を紹介していきますね。