これまでにもたくさん
「式場選びのポイント」
をお伝えしてきましたが
大事なことを忘れておりました・・・。
これまでには
「アクセスなどの立地」
「お料理」
「予算」
「デザインやスタイル」
こんな感じでお伝えしたと思いますが
実は
「ゲスト数」
これも重要なんです。
ホテルではなかなかこんなことはありませんが
先日お伺いしたゲストハウスさんで
ご新郎ご新婦様の中座中
「トイレ渋滞」
が発生しておりました・・・。
「えっ、そんなことあるの？」
と思われがちですが、実はごくごくたまに起きるんです・・・。
理由は簡単です。
そのゲストハウスのキャパとゲスト数が比例していない。
要はゲスト数が多過ぎた。
これだけのことなんです。
一般的なゲストハウスは
ゲストの数を
「７０名ほど」
ここに基準を設けております。
もちろん
「１００名でも大丈夫！」
中にはそんなゲストハウスもありますが
だいたいのゲストハウスは
「６０名～７０名が快適に過ごせる」
と思ってください。
明らかにゲスト数が多ければ
「受付スペースはごった返して座ることすら出来ません」
「挙式も全員が座れず、立ち見も起きます」
「披露宴会場内も窮屈です」
「トイレ渋滞も起きます」
もちろん、それだけで済めばいいです。
チャペルや披露宴会場が窮屈だと
良い場所で撮ることは不可能です。
どんな一流のプロでも良い場所が確保できるとできないでは
仕上がりにものすごい差が生じます。
それでも写真や映像の金額は変わりません（笑）
披露宴会場が窮屈であれば
お料理やお飲み物を配膳するサービススタッフも明らかに
パフォーマンスが落ちます。
時々、これはどこをどうやって歩けばいいの？
そんな披露宴もあります。
サービススタッフのパフォーマンスが落ちれば
さっき頼んだウーロン茶がまだ来ないとか
料理がなかなか出てこないとか
そんなことだって当然起きます。
ほんとうにひどい時は
ご新郎ご新婦様が並んで歩けない
そんなこともあるんです。
本来は写真のように横並びで歩くのが普通なんですけどね。
これが椅子と椅子の間隔が狭かったりすると
ふたりで一緒に歩くことが出来ません。
ゲストに楽しんでもらいたい！
という想いがあるのであれば
自分たちのゲスト数はほんとうにその会場の広さで大丈夫なのか？
を考える必要がありますよ。
ここで一番気を付けなければならないのは
たいていの結婚式場さんは嘘をつきます。
実際、その披露宴会場のキャパシティーが７０名とします。
しかし、ゲスト数１００名のお客様が会場見学に。
立地条件も希望通り、お料理も雰囲気も気に入ってくれた。
けど、ゲスト数が・・・。
「うちでは窮屈な思いをさせるので他の会場さんも相談してみては？」
となりますでしょうか？
絶対ならないですよね（笑）
３０名増えるとなると
丸のテーブルが５個ほど増える計算です。
相当スペース無くなりますよ（笑）
プランナーさんからしてみたら
１００名のゲスト数って総額４００万円は軽く超える
「上客なんです」
そう簡単には手放しはしません。
「１００名なんですけ大丈夫ですか？」
「はい、大丈夫です！」
と絶対に答えます（笑）
こんな甘い言葉には絶対騙されないでくださいね。
一番いい方法は
結婚式場さんに実際に１００名仕様のセッティングをしてもらってください。
そして
実際にゲストの椅子に座り
隣や後ろとの間隔。
自分たちが腕組みをして歩けるか
試してみるといいですよ。
お願いして実際にセッティングしてくれる会場さんは〇
あぁだこうだ言う会場さんは
こんな感じです（笑）
