結婚式もファッションやカルチャーと同様
流行り廃りがもちろんあります。
中には法律的な観点から変更を余儀なくされたというものも。
そんなわけで
ここ10年で結婚式が変わった内容をまとめてみました。
*バルーンリリースやバルーンスパークが少なくなった。
*キャンドルサービスやキャンドルリレーが少なくなった。
*アクアイリュージョンが少なくなった。
*各卓写真(テーブルフォトラウンド)が増えた。
*キリスト教式が減り、人前式が増えた。
*新婦、挙式入場時のお母様によるベールダウンが当たり前になった。
*結婚式場へのペットの持ち込みが厳しくなった。
*引き出物はカタログや後日郵送が当たり前になった。
*デザートビュッフェが少なくなった。
*友人による余興は映像系が当たり前になった。
*エンドロールはゲストの名前やコメントが入らなくなった。
*著作権の問題で記録ビデオが激減した。
*ボリュームのあるドレスが少なくなった。
*新郎はタキシード1着が増えた(インナーのみお色直し)。
*著作権に触れるようなウェディングケーキが無くなった。
*プロフィールムービーなどの演出映像が当たり前になった。
*披露宴の時間が2時間30分から2時間15分の会場が増えた。
*車で来るゲストが減った。
*和テイストのフレンチやお料理が増えた。
*プールに落ちたり、飛び込むゲストがいなくなった。
まだまだあると思いますがこんな感じでしょうか。
しかし、10年経っても変わらないものも当然あります。
*新郎が消防士だとその友人は余興で必ず脱ぐ(笑)
絶対と言っていいぼど脱ぎます・・・。
そして、内容は「海猿」のような救助モノか
「愛の炎がなんちゃらかんちゃら・・・」
最終的にはご新郎ご新婦様にキスをさせる。
しかし、これがまぁおもしろいんです。
あそこまで体を張ってくれるのはもう消防士さんしかいません(笑)
*ヤンチャな人ほど涙もろい
元ヤン、もしくは今現在もヤンチャなご新郎様ほど
必ずどこかで泣きます。
(フィナーレの新郎謝辞がテッパン)
こんな感じで変わっていいものもあれば
変わってしまってはダメ
変わらないでほしいというものもあります。
そして、写真撮影に関しては
①ロケーション前撮りが当たり前になった。
②アルバムはいらないから、撮影データのみでいいですというご注文が増えた。
この10年で大きく変化があったのはこの2点だと思います。
今では当たり前になった「ロケーション前撮り」ですが
ひと昔前は色々な抵抗勢力がありなかなか出来ませんでした・・・。
「衣裳が汚れたらどうするの?」
「美容師さんの移動費や出張費は?」
こんな感じです。
これをクリアにするととてつもない金額になるため
結婚式場さんではなかなか実現が出来なかったんです。
しかし
「衣裳は自社のもので汚れてもいいもの」
「撮影プランに美容スタッフは同行」
なんていう外部ショップがたくさんオープンし
ロケーション前撮りが当たり前になったんです。
そして、結婚式場さんは泣く泣く前撮りを外部ショップに奪われることに。
「このままではダメだっ!」
と結婚式場さんもようやく本腰を入れて
ロケーション前撮りをお値打ちに始めたのがここ5年くらいだと思います。
②のアルバムはいらないから、撮影データのみあればいいというご意見は
単純に
「アルバムが高すぎる」
これが一番の理由です。
なぜなら、撮影データのみのご注文をされたご新郎ご新婦様は
ご自身でアルバムを作られているので・・・。
そこで結婚式場さんは考えました。
「撮影データのみという商品を無くせばいい」
「撮影データのみの料金を上げればいい」
これです。
例えば
これまでの「撮影データのみ」の料金が8万円とします。
アルバムが15万円。
「アルバムはいらないから撮影データのみでいい」
となりますよね。
しかし
「撮影データのみ」が10万円。
アルバムが13万円。
これならどうです?
3万円足せばアルバムが付くんだ・・・。
となりますよね?
ですが、結婚式場で13万円で売られているアルバムって
実はアルバムの原価は
「〇,〇〇〇円」
くらいなんです。
恐らくサイズはB5かA4で
ページ数は20ページほど。
紙質はペラペラのタイプです。
そこでスタジオアズワンは考えました!
この続きはまた次回に・・・。