先日、ブログにてお伝えした
「結婚式のスナップ撮影を友人に頼むとどうなる?」
の続編です。
前回はふたつのリスクを書かせていただきましたが、
今回は残るひとつ!
それは
「写真を撮る大きさ!」
これです。
皆さんは普段あまり意識していないと思いますが、
どんな大きさで撮ればいいのかという決まりというかルールというか、
そんなものがあるんです。
普段、私たちも皆さんも使っているカメラは
2:3という比率があります。
私たちが普段から使用するプロ用カメラは
横が約24ミリ・縦が約36ミリと言うデジタルセンサーのカメラです。
(あくまでも縦写真の場合です)
これ、2:3の比率になっていますよね。
ちなみにフィルムカメラも2:3の比率です。
デジタルセンサーの大きさはプロ用とアマチュア用で大きさは違いますが、
比率は2:3で保たれています。
参考までに2:3の比率を意識して撮影するとこうなります。
意外に画面に対しておふたりが小さく写っていると感じませんか?
実はこれが重要なんです。
写真はひとつだけ厄介な事があります。
撮る際の比率は2:3なんですが、
データをプリントにすると比率が変わります。
例えば、結婚式の親族集合写真や成人式のお写真、
七五三のお写真など、
大きくプリントされるお写真はほとんどが
六つ切りという紙にプリントされています。
この六つ切り写真、比率が4:5なんです。
「えっ、どういう事・・・?」
そうなりますよね(笑)
2:3と4:5
これを計算すると(2:3を2倍に掛け算します)
4:6
となります。
4:6と4:5
ここまで来ると勘のいい方はお気づきのはず。
そうなんです、6と5で1足りないんです。
これがトリミングという現象です。
普通に撮ったお写真はプリントにすると切られてしまう。
これが一般の方ではなかなか理解できない現象です。
ちなみに2:3の比率で撮影したお写真を
4:5の比率にするとこんな感じです。
ちょうどいい大きさになりましたよね。
比べてみると背景の割合が少なくなった事に気付くはずです。
ですから、これはプリント用に使われるなぁと思うお写真は
最初からあえて小さめに撮影します。
そうしないと
「十字架が切れる」
「ドレスの端が切れる」
と言った事が起きちゃいます。
こればかりはさすがに普段からプリントに慣れている人しか分かりません。
これで三つ全部揃いましたね(笑)
「バランス良く撮る」
「ゲストやスタッフに迷惑を掛けない」
「仕上がりをイメージして撮る」
これは最低限です。
これが全て出来た上でその先があります。
もちろん、友人に写真撮影を頼む事が全て悪いわけじゃありません。
しかし
その理由は何ですか?
ほとんどの方が「ご予算」だと思います。
会場にお願いすると「高い」から・・・。
確かにそうです。
ですが、結婚式は一生に一度です。
やり直しはききません。
「予算に限りがあるけど写真は綺麗に残したい」
そんな時はスタジオアズワンですよ。
スタジオアズワンなら必ずおふたりの想いを叶えられます!!