本日は「結婚式の見積りの謎」に関してです。
実際に結婚式を挙げられたカップル
これから結婚式を挙げるカップル
みーんな誰しもが思っている事・・・。
「何で結婚式の見積りはあんなにも上がるの?」
理由は簡単です。
一番最初のお見積りであまりに現実的な金額をお見せしてしまうと
お客様がひいちゃうからです。
ひいちゃうだけならまだしも、そこじゃなく違う結婚式場にしようと
なったら最悪ですよね(笑)
ですから入口は低くというやつです。
一番最初の初期見積りはあくまでも最低限度の金額しか載せていません。
例えば
「お料理は一番平均的なコース」
「ドレスは一番お値打ちなもの」
「写真は集合写真のみ or アルバムは一番安いもの」
「お花も一番お値打ちなもの」
「ビデオは無しになっている」
「人数は約60名での計算」
まぁ、こんな感じです。
そりゃ安いですよ。
もちろん、これだけでも十分に結婚式は挙げられます。
しかし
「料理は2番目に高いコース」
「ドレスは真ん中くらいの料金のもの」
「写真は集合写真と真ん中の金額のアルバム」
「お花も真ん中の金額のもの」
「エンドロールを追加」
「人数は約80名」
まぁ、最終的にはこうなります。
これで約100万円アップの計算です。
ですから見積金額は上がって当然なんです。
簡単に言うと、車を買う予定である時折り込みチラシを見たら、
人気のハイブリッドカーが200万になっていたとします。
車屋さんに200万円を握りしめて買いに行っても当然買えませんよね。
自動車取得税に重量税・自賠責保険。
ナビを付けたり何だかんだして結局は250万円ほどになると思います。
住宅も同じですよね。
ですから、結婚式に限らず初期見積りから金額が上がる事は当然なんです。
ですが、結婚式の見積りの悪い部分は
あまりにも専門的過ぎて分かりづらい事。
そのくせ説明がされていない事。
こんなような事が主な原因です。
車屋さんで車を買いに行くと、
事細かく説明してくれますよね。
「なんでこの金額なのか」
「なんでこうなるのか」
これが結婚式業界には無さ過ぎるんです。
もちろん、最初の初期見積りから現実的な金額を提示し、
「最終見積りは50万円くらいしか上がらなかった」
「ちゃんと納得いく説明をしてくれた」
などの立派な結婚式場さんもありますが、
悲しい事にそんな立派な結婚式場さんはごく僅かです。
「一生に一度だから取れるだけ取ってやろう」
そんな売上至上主義な結婚式場さんも当然なかにはあるので
とにかく気を付けてくださいね。
この続きはまた次回に。
「どうしたら騙されないのか」
「どうしたら防げるのか」
をお伝えします!